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振袖マナーの講座二十歳偏

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2023/04/09

振袖の歩き方

歩くときに、歩幅を小さくして内股気味に歩くと、よりエレガントな歩き方ができます。そのためには、膝頭をすり合わせるように、足を内側に回して歩くことがポイントです。

また、背筋を伸ばして姿勢を良くすることで、より美しく優雅な歩き方を実現できます。小さめの歩幅を意識して、しっかりと地面を踏みしめるように歩くことで、足元から美しく魅力的な印象を与えることができます。


洋装感覚の大股歩きは、和装にはふさわしくありません。大股やダッシュなどの激しい動きは、着物の着崩れの原因になることがあります。また、裾がはだけたり、足首が見えるような状態にならないように注意する必要があります。立っているときも、膝を付けてやや内股気味にすることで、体のバランスを保ち、美しく優雅な姿勢を保つことができます。しかし、背筋を伸ばしすぎて猫背にならないようにも注意が必要です。和装の美しさを引き立てるためにも、姿勢や動きに気を遣うことが大切です。
※歩き時のポイント

①和装の美しさを引き立たせるためには

膝頭を離さずに自然な内股で歩くことがポイントです。内股気味に歩くことで、足元から優雅で美しい印象を与えることができます。しかし、無理に内股になってしまうと、姿勢が崩れてしまったり、歩き方が不自然に見えたりすることがあります。そのため、自然な内股を心がけることが大切です。しっかりと膝を曲げて歩くことで、足の裏全体で地面をしっかりと踏みしめるようにすると、より美しくエレガントな歩き方ができるようになります

②振袖を美しく着こなすためには

裾がはだけたり、裾がめくれたりすることがないように注意が必要です。そのため、半歩くらいの小さめの歩幅で歩くことがおすすめです。さらに、上前を右手でかるく押さえながら歩くことで、上品で奥ゆかしい印象を与えることができます。また、上前を押さえることで、裾がめくれたりすることを防ぐことができます。振袖の美しさを引き立たせるためにも、正しい歩き方を心がけることが大切です。

③和装において、草履は足元を引き締め

美しい足元を演出するために重要なアイテムです。しかし、草履の裏がすべりやすく、歩き方によっては引きずってしまうことがあります。そのため、草履を引きずらないように注意が必要です。草履は足裏の前半部分に乗せて、かかとを少し浮かせるようにして歩くことで、安定した歩き方ができます。草履を正しく履いて、美しい和装スタイルを演出しましょう。

振袖の手の上げ方


着物の袖は袖口が広く開いているため、手首から先が袖から出てしまうことがあります。そこで、袖をきちんと着こなすためには、肘を曲げ、手首あたりで袖口を軽く押さえて手先だけを出すようにすることが大切です。このようにすることで、袖口から腕が出過ぎたり、袖が崩れてしまうことを防ぐことができます。また、手首をきちんと押さえることで、手先が華奢に見える効果もあります。正しい着こなしで、美しい袖を演出しましょう。


着物を着る際に、腕を上げると袖口から二の腕や長襦袢が見えてしまうことがあります。このような状態では、品の悪い印象を与えてしまいます。そこで、腕を上げる際には脇を締めて、袖口から肌や衣服が見えないように注意しましょう。

また、着物の袖は袖口が広く開いているため、腕を上げた時に袖が崩れてしまうこともあります。このような場合は、袖を軽く押さえるようにすることで、袖をきちんと着こなすことができます。正しい着こなしで、美しい袖を演出しましょう。

振袖の階段の上り下り方

着物を着る際には、階段の上り下りや移動時に裾や上前が邪魔になります。このような場合、体を少し斜めにして上り下りすることで、着物が引っかからずスムーズに移動することができます。

また、袖を腕に掛け、上前をかるく持ち上げることで、歩行時の着物のはだけや裾のめくれを防ぐことができます。ただし、上前を持ち上げすぎると、ふくらはぎが見えてしまう恥ずかしい事態にもなりますので、適度な持ち方を心がけましょう。正しい着こなしで、快適に移動しましょう。


袖を持たずに昇降すると、袖口が汚れたり、裾を踏んでつまずいたりする可能性があります。また、足が見えるのも美しくありません。体を少し斜めにして、裾と上前をかるく持ち上げることで、スムーズに昇降できます。袖を腕に掛けておくことも忘れずに。

振袖しゃがむ又は拾う時

袖や裾が長くてつまずいたり、引っかかってしまうことがあるので、特に注意が必要です。袖や裾をきちんと揃えて、足元にも十分注意しましょう。上前を持ち上げる場合は、裾がめくれ上がらないように気をつけて、綺麗な着姿を保ちましょう。


正しい着物の動きとしては、しゃがむのではなく、体を少し斜めにして、腰を落として物を拾い上げるようにします。袖を片手に揃え、上前を少し持ち上げて押さえ、汚れないように気をつけましょう。

このようにすれば、エレガントで美しい姿勢を保ちながらも、自然な動きができます。

振袖座り方(椅子編)

浅く腰掛け、袖はたたんで膝の上に置くことで、帯がつぶれず、袖が床にすれて汚れることもありません。この時、背筋を伸ばし、足首を組むことなく膝を開いたまま座ります。また、前かがみにならないよう注意しましょう。


正しくは、浅く腰掛けることが大切です。深く腰掛けると、帯がつぶれて形が崩れる原因になります。また、背もたれに体を預けるのも避けましょう。袖は膝の上に重ねず、肘のあたりで折りたたんで手元に置くようにしましょう。

振袖座り方(正座偏)

正しい姿勢を保ち、上前や裾の乱れに注意することで、美しい着姿をキープできます。座る前には、上前をかるく持ち上げて体勢を整え、座った後には足を揃えます。特に膝を曲げたときに着物が引っ張られないよう、上前を少し引き上げるように心がけましょう。


正座は日本の伝統的な座り方の一つですが、慣れないと足がしびれたりすることもありますね。正しく座るためには、まず両足を揃えて座り、膝を少しあけます。

その後、右足を内側に回し、かかとを左足の甲にのせます。次に左足を内側に回し、かかとを右足の甲にのせます。姿勢を正し、美しく振る舞いましょう。

振袖挨拶の仕方

お辞儀は、相手への敬意を表す大切なマナーです。まず、両手を前に合わせ、背筋を伸ばし、あごを引きます。そして、おへそに力を入れ、頭だけを下げるのではなく、腰を折るように上体を静かに前へ傾けましょう。一度静止してから、ゆっくりと元の姿勢に戻ることで、美しく、心のこもったお辞儀ができます。

相手に対して敬意を表し、自分自身の立ち振る舞いにも自信が持てるでしょう。

振袖お食事の仕方

着物を着る際には、シミをつけないように十分注意が必要です。着物は滑りやすく、食事をする際には特に注意が必要です。ナプキンの端を襟に挟んで着物を守ることができます。

また、上前の上を広げて食べ物が落ちないようにガードすることもポイントです。もしナプキンがない場合は、大判のハンカチを用意しておくと安心です。ハンカチはシミの応急処置にも使えるので、必ず持ち歩くようにしましょう。
着物は正絹のため、特別なお手入れが必要です。もしシミをつけてしまった場合は、以下のようにお手入れしましょう。


もし、シミなど汚してしまった場合、乾いた布でシミをたたくようにして叩き落としてください。そして、ご自宅に帰ってから着物をハンガーにかけ、風通しの良い場所で陰干しにしてください。
シミをこすったり拭き取ったりすると、着物の生地を傷めてしまうことがありますので、避けましょう。


かるい汚れであれば、すぐにお手入れすれば、ほとんどの場合落とすことができます。丸昌でご購入いただいた振袖であれば、すぐにお持ちいただくか、専門店で相談してください。レンタルの場合は、ご返却前にシミの原因と汚れのある箇所をお知らせください。

まとめ

二十歳の式典や成人の時に振袖を着るときには参考にして素敵な一日にしてください。

振袖座り方(正座まとめ

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