白系の振袖が選ばれる理由
2024/06/15
目次
白地の振袖は、毎年一定の人気を誇ります。 「白」には上品で清楚なイメージがあり、お顔うつりを明るく見せてくれます。 白は「無彩色」のため、どんな色とも合わせやすく、コーディネートしやすいカラーとされ白の振袖は、組み合わせ方次第で、簡単にイメージを変えることができ、誰にでも似合う色だと言われています。白の魅力とは、シンプルな色であり、合わせる色によって変化できることです。色よりも柄をはっきり見せたいという場合に、白はピッタリの色です。また、光を反射する最も明るい色です。ガーゼや脱脂綿、白衣の色なので、清潔感の象徴でもあります。
白系のイメージと振袖レンタルされる理由
清楚で純粋無垢。純白をイメージさせる白の振袖は美しく清らかに見えます。
実際に白い振袖を身に着けることで、肌が美しく色白に見える効果があり、新しい始まりや未来を予感させる色であり、穢れのない神聖な色とされています。白色が肌を美しくする作用から好まれていたり、新たな未来に向けて白紙の状態から歩み出すという意味から選ばれているのです。二十歳のつどい(旧成人式)という人生の節目にも似合う特別な色ともされてます。
白系のイメージと振袖レンタルされる理由
振袖レンタルで選ばれている白。白い振袖は、白=膨張色というイメージ。白は膨張色と言われておりますが、振袖の場合は帯や帯締め、半衿にシメ色を加えるとそうでもないのです。大人っぽい雰囲気や上品な雰囲気に仕上げたいのであれば、シメ色はダークカラーの黒がおススメ。明るく華やかな印象に仕上げたいのであれば、シメ色は鮮やかかつ、濃い色のカラーがおすすめ。白×ピンク、白×黒など、白い振袖は組み合わせる色でイメージが変わり、どんな方でも着こなすことができるところも良い所。組み合わせ方次第で、あらゆるイメージを表現できるので、白いレンタル振袖は多くの方に人気があるにも関わらず、周りと被ることもほとんどありません。自分だけの振袖スタイルを見つけることができるのです。
白系のレンタル振袖は汚れが心配?
白い振袖は基本誰でも似合うとされております。
①髪の色
黒髪の人が基本似合うとされております。日本人はそもそも黒髪の方が多いため、ほとんどの方に似合い髪の黒と振袖の白のコントラストがきれいに映ります。茶色の髪の方では、茶髪は白色の振袖に調和し振袖が白で明るいため、顔まわりを締めて見せられることが暗めの髪色のメリットです。特に、柄に黒が入っている振袖の場合、暗めの髪色だと大人の落ち着きが増し似合う色合いとされております。
②肌の色
白の振袖が似合う人の特徴として、白い肌とされております。肌が白いと、くすんで見えることがないため、肌の白さがより引き立ち、肌が白い人が白い振袖を着ることで、より透明感が出て、ほかの色の振袖では出せない魅力を演出できます。気を付けないといけないのが日焼けなどしている肌が黒い方です。白色の振袖の影響で、より黒さが目立ってしまうことがあります。小物などで黒系などを飾り付けはポイントとして綺麗になります日焼けなどしている方に関しては控えた方が良いかもしれません。
ピンクや黄色、オレンジといった春型の人に似合う色の帯や小物を合わせることで、一層春らしい明るい印象を演出することが可能です。
白系の振袖を着こなうコーディネート
振袖の白を着てみたいと思った方に、白色を着こなすコーディネートを紹介します。
①白地に大きめの柄がある豪華な振袖
白と黒のまとまりのある配色で、カッコイイ印象の振袖です。金彩、銀彩の牡丹が描かれ、豪華さを漂わせています。牡丹に金彩銀彩の加工を施しているため、斬新かつ高級感のある雰囲気に仕上がっている、豪華な振袖です。帯と髪飾りに紺を取り入れ、クールさを演出しています。小物のバッグは黒、または金色が入っている色を選ぶと、まとまったコーデになりオシャレ感が増します。
②白と水色の爽やかな振袖
青色の花と灰色の花びらが淡いタッチで描かれていて、白い帯にはうっすら模様があり、帯締めには花を用いることで統一感ある振袖。帯揚げには振袖に使用されているくすみカラーを取り入れ女性らしさを表現しつつ、金彩加工と刺繍による品の良さと、配色のおしゃれ感が出ている振袖コーデになります。
③可愛く着こなす振袖
白×ピンク柄で可愛くフェミニンにまとめた振袖です。上前身頃と背中から袖にかけ、色調と柄を変えることにより可愛さが出てきます。。色使いと古典の融合が華麗さを引き立たせます。本友禅とは違った濡れ書き技法を採用しているため、柔らかさのある古典柄に仕上がっています。帯締めにはパールを使用することで、ゴージャスさがプラスされ、大人可愛い仕上がりになっています。髪飾りには、ピンクと白の花を散りばめており可愛らしい振袖コーデになります。
④気品さを演出できる白の振袖
薄いグレーの生地に、白い洋花が描かれている振袖です。真っ白は苦手という方は、少し色が入ったくすみカラーのような生地の振袖でも気品に見えます。肌にも馴染みがよく、顔色を明るく見せることができ色はあまり用いられておらず、無地のような振袖のため、シンプルな振袖がいいという方にはおすすめです。モダンな感覚に着物の落ち着きも感じさせる振袖で帯と髪飾りには同じ色味を使うことでエレガントさを演出し、気品さを感じさせる振袖コーデです。
振袖のコーディネートにおいて、小物選びは非常に重要なポイントです。特に白い振袖の場合、小物の色やデザインで全体の雰囲気が大きく変わります。ここでは、白い振袖に合う小物の選び方を紹介します。まず最初に挙げられるのが帯です。白い振袖に合う帯の色は多岐に渡ります。金系だと華やかに、銀系だと上品なコーディネートになります。柄付けや色合いなど、全体のバランスを見て選ぶのが良いでしょう。次に重要なのが、帯締めと帯揚げです。帯締めは帯を固定するだけでなく、全体のコーディネートを引き立てる役割も持っています。振袖や帯に使われている色と同じ色を選ぶと、統一感が出て華やかさが増します。
白系の振袖に合う小物は
白色の振袖だと顔周りが物足りなくなってしまうため、色の入った重ね衿を合わせるとよいでしょう。ゴージャスなモダン柄には、レースのグローブなどを取り入れると斬新なコーディネートとなり、個性が出せます。清楚なイメージを活かすなら、小物を白系に統一するとよいでしょう。レースやパールを用いることで、ゴージャスに魅せることができます。差し色を入れたい場合は、明るめの帯や髪飾りでアレンジすると、可愛さがアップします。
白系の振袖を選ぶ際のポイント
振袖は一生に一度の成人式を華やかに彩る特別な着物です。その中でも白い振袖は、その清楚で上品な雰囲気から多くの人に選ばれています。自分のパーソナルカラーに合った白を選ぶことです。白にもさまざまな種類があります。真っ白な純白から、微かにピンクや黄色を帯びたオフホワイトまで、さまざまな白色があります。これらの中から、自分の肌色や髪色に合った白を選びましょう。
そして柄次第で大人っぽくも、清楚にも、華やかにも見えます。自分の好みや、振袖を着るシーンに合わせた柄を選びましょう。
小物の選び方もポイントとなります。帯や帯締め、帯揚げなどの小物一つ一つが、振袖全体の印象を左右します。特に白い振袖は、小物の色やデザインが映えやすいため、小物選びには特に注意が必要です。
まとめ
白系の振袖を美しく着こなすために色の種類、柄、小物、デザインなど、さまざまなポイントを考慮することが必要です。
振袖レンタル店のスタッフの方に色んなコーディネートを紹介してもらいながらご自身の好みに合う振袖レンタルを選んでいきましょう。
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