成人式の振袖、相場はどのくらい?購入とレンタルの比較
2022/05/12
目次
成人式の振袖を選ぶのに値段はどのくらいするのか?相場はどのくらいなのか、成人式で初めて振袖を着島する方にとっては気になるのではないでしょうか。
振袖の値段には、素材、生地、デザイン、その他仕立て方により決まってくることが多く、数万円~数百万円するものまで幅広いです。
ご自身の予算に見合った、お気に入りの振袖を見つける為に、振袖をレンタルする場合と購入する場合にかかる金額の相場の参考にしてください。
成人式で着る振袖の購入とレンタルの値段比較
まずは振袖を購入する場合の相場が、10万円~100万前後までかかります。近年での平均相場が25万~40万円となり、帯や小物などにより価格が上がっていきます。
これでも高く感じる方はいらっしやいますが、昭和の時代では成人式の振袖に60万や80万や100万するケースも珍しくありませんでした。徐々に振袖の金額が下がってきている傾向にあります。
振袖をレンタルする相場は、帯や小物などセットの価格で行っているところが多く、5~20万程度となり振袖だけで言えば10万以下のお店も出てきております。
このように比べるとやはりレンタルの方がリーズナブルに行える内容になっております。
購入するメリットとデメリットは主に2つあり、その人自身の体形に仕立てられることと、いつでも何度でも着ることができることとされております。特にごきょうだい姉妹がいる家族や、親のお母さまが未来の娘に着てもらいたい場合など、次の着る予定がある方には検討されてみるもの良いと思います。デメリットは保管方法をしっかりされないといけません。基本、木のタンスに振袖を綺麗にたたみ、布で巻き保管しておりました。年に一度は外に出して換気を行うなどのメンテナンスやクリーニングがかかることから少し手間がかかるかもしれません。
レンタルのメリットは、費用が抑えられ使用後は返却だけで済むことです。そして何だかんだサイズも着付けで調整が大抵できます。(余程の大きさ違いはできません。)そしてその都度流行のデザインを着れることも良い点です。
デメリットは、ご自身の物ではないので手元に無い事と、数回着られている振袖ですので新品ではありません。(クリーニングやメンテナンスをしていますので綺麗です)
振袖以外にもかかる値段
成人式は、振袖の衣装の他にお金がかかる場合もります。
着付け料金の確認
特典の内容で雨量もしくは美容室との提携で紹介してもらえるケースもありますが、通常の着付け料金は、5,000円~8,000円とされております。
ヘアメイク料金の確認
成人式当日のお仕度は早朝になつことから、通常料金より高いケースは多いです。大体8,000円~20,000円の幅で、中にはメイクをせずにヘアスタイリングのみのお店もありますので確認必須。又着付けとヘアメイクがセットで行っているお店もありますのでその場合ですと料金が安くなる場合もあります。
前撮り写真料金(記念撮影)の確認
振袖購入やレンタルを決めたお店で、記念撮影を行えるのが近年の振袖業界です。購入やレンタルの金額の中に入っているお店もあれば、別で写真一枚6,000円からかかるお店もありますので、大事な記念となる写真に関しても確認をしていきましょ
注意する部分は、成人式に必要な振袖衣裳の金額だけでなく、当日のお仕度を行う着付けやヘアメイク、又記念撮影の前撮りの内容も確認して、費用はどのくらいかかるのかを確認して予算を決めておくことがよいでしょう。
成人式の準備で、
レンタルは記念写真も含め、平均25~35万前後
購入は記念写真も含め、平均30~60万前後
こちらを参考に料金の方は予算の組み立てをされてはいかかがでしょうか
振袖の値段がそれぞれの理由
振袖は、レンタルと購入に関わらず、料金の幅があります。
高い振袖では、購入となると100万以上するのもあれば、300万などもする振袖もあります。これは生地や刺繍など伝統的なものを使用した振袖なので、とても高価なものとされており価値として高いとされております。
正絹を使用しており生地はしっとりと滑らかで試着すると重圧感がありますが、冷えないですし暑くないのが特殊です。
現代の出回っている振袖は、大体がコンピュータで型染をしたものや、インクジェットプリントの技術で量産している振袖ですのでコストが抑えられ20万~50万と、伝統的なものとは比較して安くなっております。
基本、振袖自体軽く質感がザラっとしているのがポリエステルを使用した振袖で安いです。
又、蒸れたり静電気を起こしやすいので来たらすぐわかります。
振袖だけでなく小物にもそれぞれの金額幅があります。
袋帯
振袖用の袋帯は訪問着や留袖にも使用できますが、振袖メインにデザインされております。値段がデザインで決まるわけでなく絹糸やランクや職の綿密さや、制作技法により変わってきて数万円~100万以上など幅広いです。
レンタルでは1~5万円程度で借りられます。
帯揚げ
振袖用の帯揚げでは総絞りが使用されており、単色無地のシンプルなものより二色使いや多色使いや、花などの模様が入れば高価になっていきます。大体1万円~5万円の予算になります。
帯締め
現在の主流は4本や5本に分かれた多色使いで、パールやハートやバラなどの付いております。素材やデザインにより粘弾は1万~5万円前後とされております。
草履
現代ではあまり生産をされなくなりましたが天然コルク芯の草履は数万円~十数万円と高価なものがありますが、素材により値段はかわります。成人式で使用する草履は1万~3万円ぐらいが相場となります。
その他参考サイト
振袖日本きものシステム振袖の相場ってどのくらい?購入とレンタルの相場やメリット・デメリットを解説 | 振袖専門情報サイトHATACHI (furisodeshop.com)
振袖京都かしきもの振袖の値段はどのくらい? 購入とレンタルの相場とメリット・デメリットを解説 | 京都かしきもの (kashikimono.com)
振袖ジョイフル恵利furisode.joyful-eli.com/blog/choice/43/
ふりそでもりの成人式の振袖レンタルの相場はどれくらい?レンタルするメリットは?|成人式振袖コラム|ふりそでもりの 振袖レンタル&前撮り (furisodemorino.com)
振袖きものレンタリエ振袖レンタルの相場とは?成人式でのメリットや購入との違いを紹介 | きものレンタリエのきもの豆知識 (kimono-rentalier.jp)
振袖花てまり振袖はレンタルと購入どちらがいい?悩むポイントや料金を比較!人気コーディネートも紹介 | 成人式の振袖レンタル【花てまり】 京都/滋賀/神戸 (hanatemari.jp)
まとめ
昔、祖母の世代はもちろん、お母さま世代は振袖を購入されるのが主流でした。近年は振袖を購入せずに振袖をレンタルされる方が多くなってきており、金額も昔より安く済むようになってきました。ですが振袖の衣裳だけでなく小物から成人式当日にお仕度や記念撮影の前撮りもお金がかかる事を視野に入れて予算を組まれた方が安心です。
また生地などではなく、お店自体安くするところも出てきました。安くし過ぎているお店も必ずチェックをして確認をしましょう。振袖を決めるころには安くなく平均的な金額になったり、経営的に厳しく安くしているお店もあるかもしれません。数年前に起きた成人式当日に逃げた会社などニュースにもなりましたが、創業何年経っているか実績も確認をされたほうが良いかもしれませんね。
平均の金額を確認し予算を立ててから振袖のお店へ見学にいきましょう。
調査:2022年5月
調査方法:インターネット
掲載者:成人振袖関連に携わり49年の振袖レンタル及び記念撮影運営会社
その他コラム