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振袖知っておくべき豆知識

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2023/04/09

着物には数多くの種類がありますが、中でも振袖は華やかな特別な着物として知られています。振袖は、成人式や卒業式、そして結婚式などのお祝いの場で着用されることが多いです。


振袖には、成人式に着用する成人振袖や、結婚式に着用する結婚式用振袖など、用途に合わせて様々な種類があります。振袖は、色鮮やかで豪華な装飾が施されており、非常に美しいです。
振袖と着物の違いは、基本的に振袖が袖が長いことです。また、振袖は、華やかで豪華な装飾が施されており、着物よりも格式が高いとされています。
一般的に、振袖は20歳前後の女性が着用するものとされおり年齢によっては着用できる場合もあります。

例えば、結婚式での振袖着用は、20歳以上でも十分に許容されます。ただし、場所や時期、式の形式によっては適切でない場合もありますので、その際は注意が必要です。
振袖を着る際には、着付けや髪型など、細かい点にも注意が必要です。また、振袖のレンタルや購入など、コスト面も考慮する必要があります。振袖を着る機会がある方は、事前に情報収集をして、自分に合った振袖を選ぶことが大切です。

成人式二十歳のつどいで振袖はなぜ着るのは?

振袖は、卒業式や成人式など、特別な行事において女性が着用する伝統的な着物です。しかし、振袖の歴史は江戸時代まで遡ることができます。


当時の振袖は、子供や未婚女性が着用する長い小袖であり、振りのある袖が特徴でした。そして、18歳になると、現代で言う成人式に相当する「元服」という儀式が行われました。この儀式において、未婚女性は振袖を着用し、親によって成人として祝福されたのです。


振袖を着ることで身を清め、心身共に成長したことを感謝し、氏神様に報告することが習わしでした。また、儀式の最後には、振袖の袂を切って振りを縫い、留袖にするという風習がありました。
その後、時代が移り変わり、振袖も変化を遂げました。明治時代には、振袖が結婚式の衣装としても用いられるようになりました。そして、現代に至っては、成人式や卒業式、結婚式など、お祝いの場で着用される特別な着物として親しまれています。


振袖は、日本の伝統的な着物の中でも、特に華やかで美しい着物の一つです。その背景には、日本の美意識や伝統が詰まっています。今後も、振袖の魅力を伝えながら、多くの人々が着物文化を楽しんでいってほしいと思います。

振袖と留袖の違いとは?

現在では振袖は留袖よりも袖丈が長く、華やかな柄や色使いが特徴的な着物として知られています。
振袖と留袖の違いは、袖丈の長さだけでなく、着用する場面や年齢によっても異なります。


振袖は未婚の女性が成人式や卒業式、結婚式などの特別な場で着用するのに対し、留袖は既婚女性が結婚式や披露宴などで着用することが一般的です。
また、振袖は華やかな柄や色使いが多い一方で、留袖は大人っぽく上品な柄や色合いが特徴的です。


振袖と留袖は、江戸時代の振袖の起源から変化を遂げ、現代の日本文化においても大切な着物として受け継がれています。

振袖は未婚の女性が着るとは本当?

では、なぜ振袖は未婚女性だけなのでしょうか?
その理由には、次のような説もあります。


振袖が未婚女性のものになった理由の1つに、江戸時代に振袖の袖を振って愛情表現をしていたことがあるそうです。
結婚してからはその必要がないので、袖を短くしたそう。
昔は、男性に告白や求婚をされたとき、女性が言葉で返すことは、はしたないことだと言われていました。
ですので、女性は返事が「Yes」なら袖を左右に振り、「No」なら袖を前後に振って返答をしていました。


この振袖を使った習慣から、恋愛の「振る」「振られる」という言葉ができたとも言われています。
そしてもう1つの理由。
未婚の男女が人前で気軽に話をできなかった時代に、男性が女性のことを未婚か既婚かを見分けるために必要だったようです。
未婚女性が振袖を着るのは、独身だとアピールする意味もあったのです。
そうなると、結婚しているのに、袖を振って意思表示するわけにはいきませんよね。


夫以外の男性に色目を使っているということになってしまいます。
そういった理由から、既婚者は誤解を招かないようなマナーとして、袖を短くすることが一般的になったそうです。

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