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振袖の小物の種類

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2023/01/14

振袖を着る際に帯だけではなく、沢山の小物が必要になります。

どのような物を揃えたらいいのか、何に使用するのかわからないことが多いのが振袖小物。直前になって慌てることなく事前に知識を得てからお選びいただけたら、お洒落な着付けにもなるでしょう。

和装小物の基本一式について確認して参りましょう。

成人振袖小物和装下着

肌襦袢とは肌着の事で、その上から長襦袢(ながじゅばん)を重ねます。基本着物を着る日本の文化だった頃は、ショーツやブラジャーなんてつけておりませんでしたが、現代和装用のブラジャーやパンフ用の裾除けもあります。

肌襦袢(はだじゅばん)

素肌に付く上半身用肌着で、着用し裾除けで前を留めるのが基本ですが、最近は和装スリップなどの物を着られるようになりました。さらしやガーゼ素材などの吸湿性が高い肌触り良いのが人気です。

裾除け(すそよけ)

腹巻や蹴出し(けだい)など呼ばれており、素肌に触れ肌触りや吸湿性の高いのが好まれますが、裾さばきを歩きやすくするために使用されます。現代では肌襦袢と裾除けが一緒になりワンピース型の肌着もあります。

長襦袢(ながじゅばん)

着物のすぐ下に着合わせする下着になります。但し人目につくことがあるのが特徴で、振袖と色をある程度合わせるのがお洒落。襦袢の袖と振袖の袖丈が合うように仕立てるのがポイント。

半襟(はんえり)

半襟(はんえり)

長襦袢の襟を汚さないように、10~15cmぐらいの巾の布で襟元に縫い付けます。

素材は絹やポリエステルなどがあり、振袖の襟元から見えるためオシャレにコーディネートが出来るポイントです。

襟芯(えりしん)

襟をピンが張るように半襟の中に入れる芯になります。

振袖着付け小物

腰紐(こしひも)

腰紐(こしひも)

振袖を締める紐で、長襦袢や振袖を留めたり補正に使用したり着付け師によって、使用する本数が異なります。5本前後あると安心して着付けが行えます。

伊達締め(だてじめ)

胸元が崩れるよう、腰紐の上から巻く伊達締めは、博多織は締まりが良いとされており、マジックテープで留める伸び縮みできるベルトなどの種類があります。

帯板(おびいた)

帯板(おびいた)

帯にしわがよらないように、全面に押し入れて使用する板。

帯枕(おびまくら)

上から帯揚げを巻き、お太鼓に作った帯を高く留めるためのものでバランスを行います。

三重仮紐(さんじゅうかりひも)

振袖の袋帯の代わりに結びをするときに使用される紐。

振袖飾り小物

振袖 帯揚げ(おびあげ)

振袖 帯揚げ(おびあげ)

帯枕の上から巻いて隠し、帯との色合わせのコーディネートができるお洒落感を出せる飾り付。

帯締め(おびじめ)

帯の真ん中に飾りとした紐。普段着のベルト同様の着こなしに似ています。

振袖 重ね襟

振袖 重ね襟

襟元の伊達襟とも呼ばれ、お顔の近くでお洒落にできる場所の一つ。

髪飾り

ヘアスタイリングに使用するかんざしに似て洋装や和装など色んな種類の色やお花型があり好みの物を選んでコーディネートが出来ます。

基本的な振袖に必要な小物類をお知らせいたしました。一つ一つ小物の意味やポイントを知るだけでも、他の人より先をいったコーディネートが行え、自身の好みや似あう振袖を探せるのではないでしょうか。振袖衣装だけではなく小物も必需品としてお選びください。

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