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振袖レンタルするなら、柄の意味を知っておきたい

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2023/05/13

HPやサイトなどでお気に入りの振袖を探す時に最初色から入る方が多いです。その後デザインを見比べる流れになりますが、振袖専門店へいくと、店員さんから柄の意味や流行なども聞けて、好みを絞れ選びやすくしてもらえます。
柄にも意味があり、ぜひ柄の素敵な内容を知った上で振袖を着ていただけたら幸いです。

振袖古典柄

振袖は日本の伝統的な着物であり、その柄には古典的な意味や象徴が込められています。以下に一部の古典柄の意味をご紹介しますが、振袖の柄には多くのバリエーションがあり、それぞれに異なる解釈や意味づけが存在します。


梅は冬から春にかけて咲く花で、寒さに負けずに美しく咲くことから、梅の柄は忍耐や希望、美しい精神を象徴するとされ、松竹梅は、日本で「三友」と呼ばれる松、竹、梅の組み合わせで、それぞれ長寿・誠実、正直・堅固、貞操・美徳を表現しています。この柄は幸福や繁栄を願う意味も込められています。


鳳凰は伝説の鳥であり、吉祥と繁栄の象徴とされています。振袖の柄として用いられることで、豊かさや幸運、高貴さを表現し、流水は絶え間なく流れる水を表し、清浄さや生命の流れ、変化と成長を意味します。この柄は新しいステージへの進化や積極性を象徴することがあります。


鶴は日本で長寿や幸福を象徴する鳥として知られ、振袖の柄として使われることで、健康や幸せ、長寿を願う意味を持ちます。振袖の柄は装いの一部として、着る人の個性や思いを表現する重要な要素となっています。

束ね熨斗(たばねのし)

日本の伝統的な贈答文化における包装の一種です。主に葬儀や法要などの悲しみや喪失の場で使用されることが多いです。束ね熨斗は、贈り物やお悔やみの気持ちを示すために包装されたものであり、熨斗(のし)という装飾的な紙を束ねて使用します。


束ね熨斗の熨斗には、一般的には「御霊前」や「御冥福をお祈り申し上げます」といった文字が書かれています。これらの表現は、亡くなった方の冥福を祈り、故人への思いを込めており、故人への最後のお別れや哀悼の気持ちを示すための包装方法として使われ、形式や使い方は地域や習慣によって異なる場合もありますが、一般的には悲しみや喪失を表すための特別な贈り物の包装方法として広く知られています。

扇(おうぎ)、地紙(じがみ)

日本の伝統的な贈答文化における包装の要素です。
扇は、日本の伝統的な風物詩であり、夏季に涼を取るために使用されるもので、贈り物やお礼の品を包む際に、包装の一部として扇が使用されることがあります。扇は美しい装飾や柄が施されており、様々なデザインや素材で作られ贈り物の品位や趣を高めるために、包装に扇を組み合わせることで、より格式ある演出がされます。

地紙は、贈答品を包む際に使用される特別な包装紙のことを指し、一般的には縮緬(ちりめん)や金封紙(きんぷうし)などの高級な和紙が使用されます。
地紙には美しい柄や模様が描かれており、包装に華やかさや趣を添える役割を果たしまた、地紙には贈り主の気持ちや思いを表現するメッセージが添えられることもあります。

扇や地紙は、包装の一部として美しさや格式を演出するために使用され、贈り物の品位や趣味を表現し、贈り主の心意気や思いを相手に伝える重要な要素となりまた、特別な場面や季節に合わせて、扇や地紙の柄や素材が選ばれることもあります。

薬玉(くすだま)

日本の伝統的な薬物や香りを封じるために使用される球状の容器です。主に香り袋(こうりぶくろ)や薬袋(くすりぶくろ)として使用され、薬玉は布などで作られた小さな袋の中に薬物や香りの材料を詰め込んで封じることで、その効能や香りを保持し、持ち運ぶことができるようにします。

薬玉は、薬草や香りの材料を詰めて封じることで、持ち運びや保管が容易になり、古くから薬玉は香りや薬効を持つものを身につけることで、健康や幸運を引き寄せると信じられていました。香りの良い材料や香料を詰め込んで作られることなど香り袋として使用される薬玉は、衣服や部屋に置いて香りを楽しんだり、気分をリラックスさせたりするために使用されます。


薬玉は、布や絹などの素材で作られ、小さな球状の袋に詰められます。袋はしっかりと縫われ、中に詰められた薬物や香りの材料が外部に漏れ出さないようになっています。また、薬玉には特別な意味やデザインが施されることもあります。

薬玉は、布や絹などの素材で作られ、小さな球状の袋に詰められます。袋はしっかりと縫われ、中に詰められた薬物や香りの材料が外部に漏れ出さないようになっていてまた、薬玉には特別な意味やデザインが施されることもあります。

薬玉は、伝統的な日本の文化や信仰の一環として使用されることがあり、薬物や香りの効能や香りそのものを身につけることで、身体や心の調和や健康、幸福を願うとされています。

鞠(まり)

日本の伝統的な玩具であり、球形の形状を持つものです。鞠は古くから存在し、遊びや祭り、または装飾品として使用されてきました。


鞠は子供たちの遊び道具として楽しまれてました。投げたり蹴ったりして遊ぶことができ特にお正月の遊びや祭りの行事で、子供たちは鞠を使った遊びを楽しむことがあります。祭りや行事の装飾品としても使用され、例えば神社の祭りやお祭りの屋台、お正月の飾りつけなどで、鞠が使われることがあります。鮮やかな色や模様が施された鞠は、祭りの賑やかさや華やかさを演出するために用いられます。


インテリアや室内の装飾品としても人気があります。和風のテイストや和室の雰囲気を演出するために、鞠をディスプレイしたり、飾りつけたりすることがあり鞠は、美しい色や柄、糸や紐で飾られており、和の雰囲気を引き立たせる役割を果たします。


伝統的な日本の文化や美意識を反映したものであり、その形状や装飾は地域や時代によって異なる場合があります。鞠は糸や紐でつながれ、色鮮やかな布や皮革などで覆われています。また、鞠は手作りされることもあり、熟練した職人によって作られることが多いです。

貝合わせ(かいあわせ)、 貝桶(かいおけ)

貝合わせは、複数の貝の形をしたパズルのピースを組み合わせて、特定の形や絵柄を完成させる遊びで、一般的には、木製や紙製の貝のパズルピースが使用され、それらを頭脳を使って正しい配置に組み合わせます。

貝合わせは、視覚的な認識力や空間認識力、問題解決能力を鍛えるのに役立つ遊びとされています。
貝桶は、貝合わせの遊びをするための具体的な道具や装置を指し、貝桶はパズルピースを収納するための箱状の容器であり、通常は木製や紙製で作られています。貝桶には、貝のパズルピースが収まるように穴が設けられており、ピースを組み合わせる際に貝桶の中で操作することができ、貝桶はパズルピースの整理や収納、持ち運びの便宜を図る役割を果たします。


知育玩具や遊び道具として子供から大人まで楽しまれることがあり、パズルのピースを組み合わせる過程で、集中力や論理思考力、創造力を養うことができます。また、美しい絵柄やデザインが施された貝合わせもあり、それ自体が美術品やインテリアとしても楽しまれることがあります。

御所車(ごしょぐるま)、花車(はなぐるま)

日本の祭りや行事において使用される装飾された車両のことを指します。

御所車は、日本の伝統的な行事や祭りで使用される特別な車両です。御所車は、一般的には神社や寺院などの宗教的な行事や祭りで使用され、神聖な存在や神様を運ぶ役割を果たします。


御所車は豪華な装飾や彫刻が施されており、一般的には2輪または4輪の車両で、人力で引かれ、特に神社の祭りやお祭りのメインイベントとして、御所車が神聖な場所から町や街中を巡行する姿を見ることができます。


花車は、季節の花や植物を使用して装飾された車両です。花車は一般的に春の季節や花の祭りなどで見ら、花車は美しい花や緑の植物で装飾され、季節の風景や花の鮮やかな色彩を表現します。


パレードや巡行の際に使用され、一般的には人力で引かれます。花車は地域や祭りのテーマに合わせてデザインされ、豪華な装飾や花のアレンジメントが施されて観衆に花の美しさや季節感を伝える役割を果たします。


御所車と花車は、日本の祭りや行事において神聖さや豪華さを表現し、華やかな装飾や花々の美しさを楽しむために使用されます。これらの車両は、地域の伝統や文化を反映し、祭りの華やかさや賑わいを演出する重要な要素となっています。

七宝(しっぽう)、亀甲(きっこう)、麻の葉(あさのは)

伝統的な日本の装飾技法や文様の名称です。

七宝は、金属の表面に彩色したガラスやエナメルを施す装飾技法です。主に金属製の器や装飾品に使用され、七宝は細かな彩色技法であり、様々な色彩のガラスやエナメルを金属の凹凸部分に充填し、焼成することで装飾効果を出します。七宝は宝石のような美しい輝きや色彩をもたらし、装飾品や工芸品の価値を高めます。
亀甲は、亀の甲羅の模様に似た六角形の文様です。亀甲文様は古くから日本の伝統的な美術や工芸品に使用されてきており、特に漆器や陶器、織物などの表面装飾に頻繁に見られます。亀甲文様は、その美しい形状や繊細なデザインが評価され、装飾品や建築物などにも広く応用されます。


麻の葉は、麻の葉の形状を模した文様です。麻の葉文様は、日本の伝統的な織物や染物、陶器、漆器などによく使用され、麻の葉文様は、その独特な形状や幾何学的なデザインが特徴であり、装飾効果や美しいパターンを生み出します。麻の葉文様は日本の文化や自然を表現し、縁起の良い意味を持つこともあります。


これらの装飾技法や文様は、日本の伝統工芸や美術の重要な要素として長い歴史を持っています。それぞれの技法や文様は、美しいデザインや意匠を生み出し、日本の文化や美意識を表現するために広く使用されています。

水、波、青海波(せいがいは)

自然界で見られる水に関連した要素や現象です。
水は地球上で最も一般的な液体であり、生命の存在に不可欠な要素です。水は川、湖、海洋、雨、雪などの形で存在し、地球上の様々な生態系や生物の生存に重要な役割を果たしています。水は澄んだ状態で透明ですが、光の反射や散乱、または溶け込んでいる物質によって異なる色味を帯びることもあります。


波は水の表面に生じる振動や動きを指します。風や地震、潮の満ち引きなどの要因によって発生し、波には様々な種類があります。海や湖の表面の波、川の流れる波、風が吹いているときの風の波などがあり、波の大きさや形状は、風の強さや方向、水深などによって変化します。


青海波は、特に海の表面に広がる青色の波を指す表現です。海が青く輝き、波が白い泡立ちとともに押し寄せる様子を表現しており、この表現は、海や自然の美しさや壮大さを表現するために使用されます。また、詩や絵画、文学などの表現において、青海波はしばしば詠まれたり描かれたりするモチーフとして用いられます。


自然の美しさや力強さ、または平静さなどを表現するために、芸術や文化において頻繁に使用されます。水や波は、人々に癒しや安らぎをもたらすだけでなく、創造性や豊かな表現の源としても重要な役割を果たしています。

松竹梅(しょうちくばい)

日本の伝統的な植物や文化における象徴的な表現方法です。これは、「松」、「竹」、「梅」の3つの植物の名前を組み合わせたものであり、それぞれが特定の意味や象徴を持っています。


松は、日本の伝統的な文化において長寿や堅実さ、または永続性を象徴する植物です。松は四季を通じて緑を保ち、風雪に耐えることから、不屈の精神や根気強さの象徴とされます。また、松の葉は縁起が良いとされ、正月飾りや節句の飾り物などにも使用されます。


竹は、しなやかさや生命力、または潔白さを表す植物です。竹は速成性で伸びることから、成長や進歩、または柔軟性を象徴します。また、竹は日本の建築や工芸品に広く使用され、その美しい形状や繊細さが評価されます。


梅は、早春に咲く花であり、日本の四季折々の花の中でも特に美しい花とされます。梅は冬から春への移り変わりを象徴し、また寒さにも耐えるため、希望や新たな始まりの象徴とされます。梅の花は、日本の詩や絵画によく描かれ、また日本茶の香り付けや和菓子の装飾としても使用されます。


日本の美意識や精神性を表現するための象徴的な存在です。松竹梅は一緒に並べられることが多く、日本の文化や芸術において縁起の良い組み合わせとされています。また、松竹梅は日本の伝統的な風景や風習、季節の移り変わりなどを象徴するモチーフとしても頻繁に使用されます。

日本の国花であり、日本の伝統的な花の一つです。また、菊は花卉としても広く栽培され、その美しい花姿や独特の形状が特徴です。


日本の国花として正式に指定されており、日本の国章である「菊の御紋(きくのごもん)」は、16弁の菊の花を図案化したものであり、日本の国家や皇室の象徴として広く使用されています。

一般的に多くの花弁を持ち、球状または半球状の形状をしていますが、花弁の色は、白、黄色、ピンク、赤など多様であり、中には斑入りや模様入りの品種も存在します。菊の花は秋に咲くことが一般的で、その美しい色彩や形状は、日本の秋の風物詩として親しまれています。日本の文化や芸術において特別な意味を持ち、菊の花は、高貴さ、気品、忍耐力、忠誠心、清廉さなどの象徴とされ、古くから詩や絵画、陶器、刀剣などの文化作品に描かれてきました。また、菊は長寿や幸福をもたらす縁起の良い花としても知られています。庭園や公園、神社の境内などでよく見られる花であり、日本では多くの品種が栽培されています。菊は育てやすく、秋に美しい花を咲かせるため、季節の装飾や花壇の彩りによく利用されます。

菊は、日本の伝統や美意識を象徴する花であり、その美しい花姿や文化的な意味合いから、日本の芸術、祭り、装飾などさまざまな場面で重要な役割を果たしています。

日本を代表する花の一つであり、日本の国民的な象徴的存在です。桜は、桜の木全体やその花を指す一般的な名称ですが、具体的には「桜の花」を指すことが多いです。


一般的に5枚の花弁を持ち、優雅で美しい形状をしています。花弁の色は、白色から淡いピンクや濃いピンク色まで多様であり、一重咲きや八重咲きなど、様々な品種が存在します。桜の花は短い期間で一斉に咲き乱れ、一般的に春の季節に見られます。


日本の美しい春の景色と結びついており、日本人の間で美しいものや短い命、刹那性、儚さなどを象徴する花として親しまれています。桜はまた、日本の繁栄や再生の象徴でもあり、新たな始まりや希望を表現する花としても重要視されています。


桜の花が咲く時期には、多くの人々が公園や川沿いなどで花見を楽しむ文化があります。花見では、桜の下で友人や家族と一緒にピクニックをしながら、桜の花を鑑賞し、春の訪れを f めでることが一般的です。花見は、日本の伝統的な風習の一つであり、桜の花の美しさと季節の移り変わりを楽しむ特別な機会となっています。


多くの桜の品種が存在し、それぞれに特徴や名前があります。代表的な種類としては、ソメイヨシノ、ヤマザクラ、シダレザクラ、オオシマザクラなどがあります。それぞれの品種は花の形や色、開花時期などが異なり、地域や場所によっても異なる桜の風景を楽しむことができ桜は、日本の美意識や四季

色んな意味を揃えて振袖のデザインとして組み込まれている柄。自身で選ぶときに意味を知った上で新たな門出をしてみてください。素敵なイベントとなりますように。

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